令和3年のお知らせも今回が最後となりました。
今年1年間、常磐ものを応援していただきありがとうございました!
今年1年を振りかえってみると、 1月8日の出初式に始まり、 3月には魚食の日1周年を記念した愛称・キャッチフレーズ「いわき七浜さかなの日」を決定しました。
4月には、沿岸漁業では試験操業から本格操業に向けた通常操業に移行し、沖合漁業では久しぶりとなる4月中のカツオの初水揚げがありました。しかも今年はカツオの水揚げ量が震災後一番になるほどに盛況でした。
8月から10月にかけては、市といわき市漁協さんとで連携し「おためし漁業体験」を初めて実施したところ、高校生の部と一般の部に計7人が参加され、2名が新たに漁師の一歩を踏み出し、令和4年4月にはもう1名も就業する予定です。
9月には10年ぶりに勿来魚市場も再開されるなど、いわきの浜の活気が戻ってきたと感じられてきましたが、ポーポー焼きやみりん干しが人気のサンマは、水揚げが年々厳しくなり、今年は12月に水揚げがあったのみと寂しい結果となりました。
12月には、いわき市の魚「めひかり」が10月に制定20周年を迎えたことを記念し、「めひかり」の名を冠するサッカー大会、マルトめひかリーグ2021第15回いわき市中学校サッカーリーグの優勝チームへ「常磐もの(メヒカリ加工品詰め合わせ)」を贈呈しました。
改めて振り返ってみると、水産業は自然を相手に一喜一憂する産業であると感じられます。市としても、従事者や消費者の「喜」な顔が見られる機会が増えるよう、令和4年も水産業の振興に取り組んでいきます。
皆さんも、年末年始、そして来年も、美味しくいっぱいおさかなを召し上がってください!