築地の水産関係者99%が「常磐ものは美味しい」と回答
魚と言えば、やはり築地。特に水産物については世界最大級の取扱規模である築地市場で水産関係者の方々に常磐ものについて聞きました。すると、その99%が、「常磐ものは美味しい」と答えたのです。日頃、常磐ものの魚が高値で取引されているのも納得の結果です。 出典「平成27年水産関係者調査」(株式会社 電通)
魚と言えば、やはり築地。特に水産物については世界最大級の取扱規模である築地市場で水産関係者の方々に常磐ものについて聞きました。すると、その99%が、「常磐ものは美味しい」と答えたのです。日頃、常磐ものの魚が高値で取引されているのも納得の結果です。 出典「平成27年水産関係者調査」(株式会社 電通)
黒潮は、貧栄養でプランクトンの生息数が少ないため、透明度が高く、海の色が青黒色に見えることからこう呼ばれています。一方、親潮は栄養塩が豊富でプランクトンが繁殖し、それを食べて魚が大きくなることから「魚を育てる親となる潮」いう意味で呼ばれています。潮目の海では、黒潮とともに北上してきた様々な魚が、親潮で発生したプランクトンを食べて繁殖するため、質のいい魚がたくさん獲れます。
魚にとって大事なのは、魚そのものの美味しさもさることながら、その美味しさをいかにそのまま食卓に届けられるか。常磐ものは最新の設備で鮮度を保つための様々な取り組みを行っています。
「常磐もの」は、本来は昔の常陸国(現在の茨城県)と磐城国(福島県浜通り)の沿岸海域で獲れる魚介類を指すことばですが、いわき市では、この「常磐もの」をキーワードに、いわきに水揚げされる魚介類、伝統と工夫から生まれる水産加工品、さらにはそれらに携わる水産関係者も含めて、いわきの「常磐もの」としてブランド化しています。