2月10日(月)に、(株)漁福が所有する「第三十五漁福丸」が小名浜港でマグロの水揚げを行いました。
 
 小名浜港にマグロを水揚げした「第三十五漁福丸」を所有する、(株)漁福は江名地区にある(株)本蔵商店・(有)辰巳水産・(有)長久丸漁業部の3社が、平成29年に持続可能な漁業モデルを目指して設立した会社で、同社が小名浜港にマグロを水揚げしたのは、昨年に続き2回目となります。
 
 第三十五漁福丸は、平成31年4月に宮城県気仙沼港を出港し、約1ヵ月かけて西経沖の漁場にて8ヶ月にも及ぶマグロはえ縄漁を行い、静岡県清水港に330トンほどのマグロやカジキを水揚げした後、地元であるいわき市にマグロやカジキを約30トン水揚げし、同船内の一般公開を行い、小さいお子さん連れの方など、普段見る機会が少ないマグロの水揚げや船内を見学していました。代表取締役吉田さんは、『マグロを地元に水揚げすることにより、水産業に明るいニュースを届け、ぜひ市民のみなさんに食べてもらい、世界一のマグロの美味しさを知ってもらいたい』とおっしゃっていました。
 
 今回水揚げされたマグロは市内スーパー等で販売、カジキは市内学校給食で提供される予定ですので、お見かけした際には、ぜひ良質で美味しいマグロをご賞味ください。