6月3日(月)、いわき市ではホッキ貝漁がはじまり、四倉港に第三丸共丸(四倉ホッキ組合所属)が700㎏のホッキを水揚げしました。
ホッキ貝は、茨城県が南限とされ海水が低い地域で採れる貝で貝殻はいわきの郷土料理『うにの貝焼き』の器にも使われる貝です。
ホッキ貝は、マンガ(熊手)につけられたポンプで海水をエンジンによって加圧し放水し海底の砂を吹き飛ばしながら採貝する『ホッキ貝噴流式桁網漁』によって採貝します。この方法は、ホッキ貝を傷つけることなく採貝できるそうです。
四倉ホッキ組合長佐藤芳紀さんは、「ホッキ貝の寿命は15年程度で生まれてから5年~10年のホッキ貝をとっていて、むやみやたらに採るのではなく、全てを採りきることはせず将来もホッキ漁を行えるように考えて漁をしている。」など資源管理を行っていることなども水揚げで忙しいながらも話してくれました。
各港に水揚げされたホッキ貝は、沼ノ内魚市場で入札され出荷されます。常磐もののホッキ貝は、漁獲量日本一の北海道の漁師さんからも、柔らかくて最高!!と太鼓判を押されています。ぜひ、鮮度の良い良質なホッキ貝を「お刺身」や「ホッキ飯」で召し上がってみてはいかがでしょうか。
採貝日 | 2019.6.3(月) |
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漁場 | 久之浜、四倉、沼ノ内 |
漁法 | ホッキ貝桁網漁 |
買える店 | 市内魚屋やスーパー鮮魚売場など |