福島県立いわき海星高等学校練習船福島丸が平成30年度第1次遠洋航海実習を終え、6月26日(火)に実習生43名を乗せ小名浜港に帰ってきました。
4月27日(金)小名浜港を出港しハワイ沖にて「まぐろはえ縄漁」を行いました。はえ縄漁実習は1か月で18回行い、鮮度を保つため内臓などを取り除き急速冷凍を行う実習を行い、途中ハワイ島にも立ち寄り、福島県人会の方々との交流やダイビングやトレッキングを行い様々な文化にも触れる事が出来、2ヶ月間の遠洋実習で生徒達は将来の進路を決める事も出来たようです。水揚げされたマグロ等は、マグロを専門に扱う「山菱水産(株)」を通して、市内のスーパーなどでの販売したり、市内小学校の学校給食などにも提供される予定です。7月下旬には、(株)マルト限定店舗で生徒が販売実習を兼ねて、今回漁獲したマグロを販売する予定となっています。販売実習生を見かけたら遠洋航海の感想やオススメのマグロの部位などを聞いてみてはいかがでしょうか。
■実習船:6代目福島丸
■実習日:平成30年4月27日~6月26日(火)
■漁法:まぐろはえ縄漁
■漁獲魚種:メバチマグロ、キハダマグロ、カジキなど
■漁獲量:約28トン(722尾)
■実習生:福島県立いわき海星高等学校本科海洋科3年生34名、専攻科海洋科1年生3名、専攻科機関科1年生6名 合計43名