福島県立いわき海星高等学校練習船福島丸が6代目として初めての航海実習から帰ってきました。
専攻科生14名を乗せた福島丸は、1月24日(水)に小名浜港を出発し、太平洋沖(日本の南東2,400㎞)にてマグロはえ縄漁法で「メバチマグロやビンナガマグロ」などを漁獲し鮮度を保つ為に船内処理急速冷凍などを行うなど、34日間の航海実習を無事に終え小名浜港にマグロ等を約11トンを水揚げしました。
今年卒業する専攻科実習生代表の芳賀君(海洋科2年)は「充実した実習を行うことができました。これからも福島丸で後輩たちにもたくさん学んでほしい」と帰港挨拶をしました。
また、6代目として初め航海実習を行った福島丸は最先端の機関設備の他、女子生徒専用の居住スペース(専用のトイレ、浴室、洗濯室など)も新設され船内生活を行った女生徒は、とても快適に生活できたようで、「女生徒はまだ少ないけれど今後どんどん増えてほしい」を笑顔で答えてくれました。
福島丸で様々な事を学んできた生徒達は、福島県・日本・世界の水産業を担う人材となってくれることを期待したいと思います。
今回水揚げされたマグロは、山菱水産(株)にて加工出荷され市内のスーパーで販売される予定とのことです。