福島県立いわき海星高等学校練習船「福島丸」が新調され、1月18日(木)にお披露目されました。
福島丸は主にハワイ沖でのマグロ延縄漁業、操船航海、資源調査などの実習や海洋調査などを行ういわき海星光高等学校の練習船です。
新福島丸は6代目となり、船体は、全長63メートル、幅10メートル、総トン数665トンと従来よりもひとまわり大きくなりました。
5代目福島丸より4名ほど多い52名の生徒が乗船可能となり、船内での生活環境の向上として、「女生徒専用居住区の新設」や「ミーティングルーム兼食堂」は明るい色を基調とし広くなり、システム面でも「電子チャート(タッチパネル式)の新設」や排気ガスを低くする「脱硝装置」も完備し環境にも優しくなりました。
船体中央部にある『F』のマークは、福島県復興に願いを込め、生徒の限りない可能性としての『Future(未来)』、『Forward(前へ)』の意味を込め、『海』、『水平線』をイメージした「青色」を取り入れた福島県唯一の水産高校らしいデザインとなっています。
6代目福島丸で初めて遠洋航海実習を行う海洋科2年草野瑠花さんは、「新しく綺麗な船で、普通の女子高生では経験が出来ない漁が楽しみな事や集団生活を通して沢山のことを学びたい。」と話してくれました。
海の日7月16日(月)には、一般公開も予定しているそうなのでお楽しみに。