3月17日(月)、小名浜海星高校の練習船「福島丸」が約60日間の実習を終え、小名浜港に帰港しました。
今回の実習に参加したのは、海洋科2年18名、 専攻科海洋科1年4名、専攻科機関科1年3名、 計25名。
乗組員の指導を受けながら、まぐろのはえ縄漁などを実習を通して学びました。
今回の水揚げの総漁獲量はメバチマグロ、キハダマグロ等、約15.6tでした。
漁獲量としては少ない方でしたが、100Kg級の大物もあったそうです。
水揚げされたマグロは、学校給食で使われたり、市内のスーパーなど売店等でも販売される予定です。
先生や保護者など多くの方に出迎えられ行われた帰港式では、今回実習に参加した海洋科2年 薗辺健生さんが「操業は大変でしたが、充実しており、また勉強にもなり、すべてが楽しかった。この乗船実習で船員さんに教えていただいたことや、主体的に学んだことを忘れずに、今後の生活に活かし、福島県に貢献できる海洋・漁業系の職に就きたい」と話していました。
ハワイ寄港の際には、現地の方に、パイナップルの差し入れを頂くといった交流の機会もあったとのことです。
販売された際には、是非、実習生の頑張りを思いながら味わってみてください。