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令和元年度 福島丸が第2次遠洋航海実習を終え小名浜港にマグロを水揚げしました!


 11月11日(月)に、福島県立いわき海星高等学校練習船「福島丸」が60日間の遠洋航海実習を終え、小名浜港に帰港し、ハワイ沖で漁獲したマグロ等を約24トン水揚げしました。
 
 実習生は、今回が初めての遠洋航海実習を行った本科海洋工学科2年生30名と専攻科海洋科1年生9名、専攻科機関科1年生6名の計45名が、マグロはえ縄漁法や機関実習を行いました。
 福島丸は、全長63m、幅10m、総トン数655tもの大きさで最先端の機器を取り入れた大型船ですが、初めての遠洋航海実習に参加した生徒達は、船酔いの洗礼を受け、仲間と協力しながら実習を行い成長してきたようです。
 
 生徒挨拶では、海洋工学科2年野本翔(ノモトカケル)君は、「船での生活は、船酔いが数日続きとても辛く大変でしたが、初めてマグロを見た時は嬉しく、ハワイに立ち寄りダイヤモンドヘッドに登った時は感動し、なんとか2ヶ月間を過ごすことができました。」と、日焼けし成長した姿で元気に挨拶しました。
 
 実習で経験し学んだ事は、人生で役に立つことが多いと思いますので、道に迷った時や辛いときには、ぜひ60日間の実習を思い出し、立派な青年に成長していただきたいと思います。
 
 今回、水揚げされたマグロは、市内スーパー等で販売を予定しているほか、カジキは県内・市内の学校給食で提供されます。
 福島丸のマグロは、生徒達が一生懸命漁獲し鮮度を保つための処理も行っており
良質で絶品ですので、見かけた際は、ぜひ食べていただきたいと思います。
 
 2019年11月29日(金)までは、医療創生大学学生食堂にて、福島丸のカジキやマグロを使ったメニューを販売していますので、ぜひそちらもご賞味ください。
 ※詳細はこちら
 

実習船

福島丸

実習日

2019年9月13日(金)~11月11日(月)

漁法

マグロはえ縄漁

漁獲魚種

メバチマグロ、キハダマグロ、カジキなど

漁獲量

約24トン(845尾)

実習生

福島県立いわき海星高等学校本科海洋工学科2年30名、専攻科海洋科1年9名、専攻科機関科1年6名