10月4日(土)11時に、第三十八漁福丸が南太平洋沖で漁獲したメバチマグロやクロカワカジキを約30トン水揚げされました。
今回漁獲・水揚げした漁船『第三十八漁福丸』は、いわき市内にある(株)漁福が所有する遠洋漁業船で、昨年の10月に宮城県気仙沼港を出発し、約1か月かけて南太平洋の漁場に到着、その後約300日間かけて海上で漁を行いました。
漁法はマグロはえ縄漁で、漁場にてはえ縄100㎞を5時間かけて伸ばし、12時間もの時間をかけてマグロがかかった縄を船員が交代で引き揚げ、漁を行います。その後船内で、マグロの内臓などを取除き凍結させることによってマグロなどの鮮度を保ちます。その作業を繰り返し行い帰港し水揚げとなります。
今回水揚げされたマグロは、市内で唯一マグロ取扱う山菱水産(株)を通して、市内スーパー等で販売されるほか、生協でも購入することができ、カジキは県内全域の中学校と市内の小学校でお給食として提供されます。
漁師さんの思いが詰まっているマグロを是非みなさまに食べてもらいたいと思います。
漁船 | 第三十八漁福丸 ((株)漁福 吉田雄二社長) |
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漁場 | 南太平洋(南緯10~20度、東径130~115度) |
水揚量 | 30トン(メバチマグロやクロカワカジキ) |
魚種 | メバチマグロ、クロカワカジキ |