6月22日(土)にいわき海星高校の調理室で開催しました、魚食普及推進事業「出張!魚のさばき方教室」についてご紹介します。
今回の教室は、魚離れが進んでいるといわれる若い世代の学生を対象に、魚の栄養やおいしさ、さばき方などを知ってもらうために開催しました。
講師を務めてくれたのは、いわき市中央卸売市場の水産物を扱う卸売業者と仲卸業者で働いている方がメンバーとなっている「いわき魚塾」に所属する魚のプロの方たちです。
今回、さばいた魚は、脂がのったアジです。魚をさばく前に、いわき市の水産業の現状や基本となる包丁の握り方、姿勢などを学び、その後、講師の先生のさばき方の実演を見ながら、三枚おろしと背開きに挑戦しました。難しい部分については、講師の先生に手を添えてもらいながら丁寧に指導していただき、さばいたアジは、「なめろう」と「フライ」にし、とてもおいしくいただきました。
学生からは、「(魚をさばくのは)難しかったけれど、丁寧に教えてもらえて楽しかった。」、「楽しかった。家でも実践したい」等、たくさんの嬉しい声を聞くことができました。
近年、家庭では魚を食べることが少なくなってきていますが、水産振興課では、みなさんに魚を食べる機会を増やしていただけるよう、これからも魚食普及に努めていきたいと思います。
開催日 | 2019年6月22日(土) |
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開催場所 | 福島県立いわき海星高等学校 調理室 |
実習内容 | 【魚の捌き方】アジの3枚おろし、背開き |
講師 |