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沿岸底曳き網漁再開。勿来魚市場も10年ぶりに再開しました!


9月1日、沿岸底引き網漁が再開しました。年間を通しての底引き網漁の初日です。

いわき市の沿岸漁業では底引き網漁が盛んですが、福島県では、海を休めるため、7月と8月は底引き網漁を休漁としています。

このため、9月1日は年間通しての底引き網漁の初日となります。

今朝も、早くから底引き船が出漁し、市内4か所の漁港で水揚げが行われ、各魚市場は漁業関係者で賑わいました。

震災以降、閉場していた、市内で最も南の魚市場である勿来魚市場も、本日、10年ぶりに開場し、震災後初となる入札が行われ、ヒラメやアジ、アンコウ、マトウダイなどが取り引きされました。

いわき市漁協勿来支所の芳賀支所長によると、「これまでは沼之内魚市場に陸送していたが、地元で水揚げできることで時間のロスがなくなり、漁をできる時間が長くとれ、水揚量が増やせるだろう」とのこと。

勿来漁港では、震災後、漁船数が減少し、現在は19隻が漁に出ているそうですが、本格操業に向けた通常操業で水揚げが増え、市南部の水産業の拠点として活気づくことが期待されます。