お知らせ

  • Home
  •  /  お知らせ  /  令和2年いわきのサンマ漁が終了しました

令和2年いわきのサンマ漁が終了しました


今年のサンマ漁は公海で漁場が形成されず記録的な大不漁といわれ、いわきを拠点とするサンマ船6隻は8月17日に小名浜港を出港しましたが、漁場が見当たらず一旦小名浜に戻ってきたりしました。そのため、いわきの秋の味覚の代名詞「サンマ」の水揚げが大変心配されたところでしたが、10月後半になり、北海道や三陸沖に漁場が形成され、小名浜港の初水揚げは11月4日でした。その後、いわき沖が漁場となり何回かの水揚げを通して、昨日14日、第18鹿島丸(北海道船籍)の水揚げをもってサンマ漁は終了しました。

 

サンマの小名浜港への水揚げは震災後半分となり、ここ数年、海水温の上昇や外国船の影響による不漁等によりさらに下がり、平成29年1,730トン、平成30年778トン、令和元年489トン、令和2年325トンとなっています。

しかし、今年の水揚量は全体の水揚量が少なく高値の中で、買受人の方々が奮闘して船をひいてくれた成果であり、また、コロナ禍の中、流通関係の方々が商品を届けてくれたことに大いに感謝します。そしてご賞味いただいた皆様、ありがとうございました。